仕事への貢献

(本文より)

 当時、私は経営者でしたので、社員がみんなそんなことをやりだしてくれたら嬉しかったのですが(この件については、一切社員には勧めませんでした。まだ実験中だったので)、急ぎの仕事のとき、あるいは調子が出てきて中断したくないときは、昼休みもぶっ通しで仕事をします。

 集中しているときは1時間でも相当に仕事がはかどりますから、ものすごく得をした気分になります。

 かといって、ぶっ通しでやるかどうかは自分の判断ですから、やりたいときはやる、休みたいときは休む、仕事とは関係ない勉強をする、マンガを読む、寝る、など昼休みの1時間は全く自由な時間です。その自由な時間の使い方が、これまではその大半、最低でも30分、多ければ60分丸々をランチに費やしていたのが、大きな自由を手に入れたという喜びにあふれていました。